今やヘアケア商品のCMで当たり前のようによく聞くワード、「ノンシリコン」。
CMで言うのだからなんとなく良さそう、でも、何がどのように良くて悪いのか、実は知らない方も多いのでは?
実は、シリコン入りがなにもそんなに毛嫌いするものでもなく、現代のニーズに合っていないだけかもしれません。
そこで今回は、シャンプーに使われているシリコンの機能と、ノンシリコンシャンプーが重宝される理由、そして、痒みやベタつきなど、髪の悩みを解消してくれる話題の商品を厳選4品ご紹介します。これらはフェイスブックとインスタグラムの SNS でも紹介されていました。
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シリコン入りとノンシリコン、その違いとは
なんとなく良くないのでは、そう思ってシリコン入りを避けてきたもののノンシリコンシャンプーはちょっと高いんだよな・・・そういうモヤモヤ、ありませんか?
ではなぜ、そもそもシリコンが入ったものがあるのでしょうか?
シリコンは髪に対して、キューティクルを保護し仕上がりを良くしたり、髪の表面に膜を作り、一時的に痛みを補修します。
ですがその分、人それぞれにある髪本来の自然なスッピン髪の状態ではなく、コーティングするために比較的重くなりがちです。
そしてシリコンには、しっとりツヤのある綺麗な髪を作ってくれるのもひとつの特徴です。
しかし実際マイナス点もあり、シリコンというだけに成分はヘアワックスや柔軟剤にも含まれるケイ素を原料とした合成樹脂なので、すすいで流れ出た排水は分解されず環境にはよくありません。
また、髪自体への影響として、手触りがベタついたり、すすぎ残しなどで痒みや湿疹の原因になるケースがあるようです。
それに加え、最近のヘアスタイルの傾向として、ふわっと軽いナチュラルな印象を求める場合に、良かれと思って入っているシリコンのまとめる性質が合わないというのもあります。
こういったシリコン入り商品の性質を踏まえると、単純にノンシリコン商品はそれらとは逆の商品性質があるということになりますね。
ふわっと軽く、ベタつきのない、環境にやさしいシャンプー選びをするならノンシリコン、ということになります。
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ノンシリコンにもデメリットはある
では、ふわっと軽い、今どきのすっぴん髪を作ってくれるノンシリコン商品なら間違いない!本当にそうでしょうか?
なんだか求めていた髪質とは違う・・・そんなトラブルもあるようですよ。
シリコンの大きな特徴は「膜を作ってくれること」にあります。ということは、肌がスッピンだといろんなダメージを受けてしまうように、ノンシリコン商品でお手入れした髪もダイレクトにダメージを受け続けてしまいます。
この時、健康な髪ならダメージにも打ち勝てるかもしれませんが、カラーリングや乾燥で傷んだ髪ならさらに状態は悪くなります。またそのカラーに関しても、色は入りやすい反面、コーティングがないために抜けやすく、そのカラーを維持するために再度カラーリングによるダメージを与えてしまう、という悪循環も促しかねないリスクもあるのです。
そして、大きな落とし穴となり得るのが、商品それぞれがもつ洗浄力が違うこと。
環境にも髪にも優しいからとノンシリコン商品を選んだものの、実際には何もコーティングのない素髪に高い洗浄力の商品を使ってしまい、更なるダメージを自ら与えてしまっている!なんてこともあり得るのです。
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人気・質ともに優秀!自分の髪に合わせた商品選び
どちらにもメリット・デメリットはある。では、どのような商品を選べばよいのでしょうか?
一言でいうと、「自分の今現在の髪に求める機能で選ぶ」こと以外にないと思います。
そして、シャンプーだけではなく、コンディショナーやトリートメントも考慮して選ぶことが大切です。
例えば、地肌に触れるシャンプーはノンシリコンでも、乾燥が気になるのでシリコン入りやしっとり系のトリートメントで中間から毛先を保護したりするのもひとつの方法です。
または、価格の安さでコンディショナーはシリコン入りになってしまうけれど、シャンプーは特別なものを使おうというのも考え方としてアリですね!
自分なりの納得する選択肢で選んでみてください!
それでもよく分からない!不安・・・という方に、人気と質の高さを雑誌等でも保障されたノンシリコン商品、4品をご紹介します。
【オレオドール ボタニカル オイルシャンプー】
・コーセーコスメポート(500ml 価格900円台)
モイスチャータイプがおすすめです。成分と使い心地が高評価で、5種類の天然オイル・アミノ酸誘導体を配合しています。洗浄力は高めではありますが、配合成分のおかげでノンシリコンながら髪がしっとりうるうるになると紹介されていました。インスタグラムに投稿されていたその髪の潤い感はまさにインスタ映えしていました。
【アーユルビオ シャンプーD】
・ボーテ・ド・モード(520ml 価格900円台)
スカルプタイプで、アミノ酸を筆頭に16種類の保湿成分が配合されています。そのため、乾燥肌でも脂性肌でも使えて洗いあがりが爽快だそうです。成分と仕上がりが高評価で紹介されています。
【ネイチャー&コー ボタニカルシャンプー】
・コーセー(500ml 価格1500円台)
サラサラを求める方におすすめです。使い心地と仕上がりで高評価のこの商品は、泡立ち良く、しなやかな仕上がりを期待できます。マイルド処方なので肌が弱い人にも安心して使用して頂けそうです。
【ミノン 薬用ヘアシャンプー】
・第一三共ヘルスケア(450ml 価格1300円台)
敏感肌や肌がまだ弱い小さなお子さまにも使える安心成分なのが、このシリーズの特徴です。しっとりタイプのものがおすすめで、アミノ酸系洗浄成分は植物性なので、肌に嬉しい低刺激でさっぱりとした洗い心地です。この商品は ツイッターで拡散されていたのを見ました。
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まとめ
一口に体にいいといっても、人の体質が十人十色あるように、ヘアケア用品もまたそれぞれに特徴があり、身体に与える影響はさまざまです。
一くくりにせず、自分でいろんなものを試して、その時の状態にあったものを選んであげると、理想通りの美髪を手に入れられるのではと思います。
でも、必ず守ってほしい鉄則がひとつあるとすれば、自分に合わないと思ったら、あなたの体のためにすぐに使用を中止しましょう。
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