店舗のオリジナルアプリが効率的に集客し、リピーターを増やす理由

大手の店舗はどこもオリジナルアプリを作成しています。大手以外にもオリジナルアプリを導入するお店が増えてきました。その方が集客やリピート率が高いからです。

顧客を集め、リピーターを増やせれば、費用の回収はさることながら売り上げアップが見込めます。

集客に役立ち、リピーターを増やす仕組みとはどういったものなのか。オリジナルアプリができること、導入のメリットデメリットなども合わせて説明いたします。

月額定額のオリジナルアプリとは?

店舗のオリジナルアプリには大きく分けて3種類あります。

1. エンジニアに作成を依頼する

完全オリジナルに仕上がる反面、エンジニア次第で値段と質に開きがあります。

また、作った後のアフターフォローなどはありません。

2. ソフトを使って自分で作成する

今はアプリを作るソフトがあります。ソフトは無料のものも有料のものもあります

やはり値段によりけりです。自身がガジェットなど得意であれば利用するのも手です。

テンプレートを使用するので、他社と似すぎてしまうこと、自分で管理するのが大変というデメリットがあります。

3.月額定額のオリジナルアプリサービスを利用する

一番簡単で高品質なオリジナルアプリを作成することができます。

オリジナルアプリを専門に扱っているので、品質の保証とアフターフォローが充実

利用者にとっては使いやすくて良いけれど、管理が難しい多機能なアプリを簡単に扱えます。

オリジナルアプリの集客性と、リピーターを増やす理由

スマートフォンが非常に普及した現代において、スマートフォンを使わない営業は非効率
顧客の利便性が向上し、競合に差をつけられる
・店舗想起のシステムがあり、忘れられにくい

端的に集客性とリピーターを増やす理由を挙げるとこのようになります。

以下で、理由への根拠を提示し、オリジナルアプリへの理解を深めることができます。

ほぼ全ての日本人はスマートフォンを利用している

総務省の調査によると2018年の時点で13歳から49歳までのスマートフォン利用率は95%です。50歳~59歳で92%と年齢が上がるにつれて少しずつ下がるものの、80歳以上でも20%以上がスマートフォンを利用しています。

現代の日本ではテレビの視聴率は年々減少傾向にある一方で、ほぼ全ての人がスマートフォンを利用しているのです。

スマートフォンでの働きかけが顧客の獲得につながるのは明らかでしょう。

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店舗のアプリができること

オリジナルアプリが使える機能は以下の通りです。

多機能で様々な用途にお使いいただけます。

集客や宣伝の他にも、顧客管理機能がそろっています。

カレンダーでの予約機能

カレンダーからの予約が可能です。

視認性も高く、利用者は快適にサービスを利用できます。

担当や時間帯の指定を電子管理することで、店舗側も簡単で能率的な顧客管理ができます。

クーポンの配布

割引クーポン、誕生日クーポン、初回ダウンロードクーポン、初回来店・2回目来店クーポンなどの作成ができます。

効果的にリピーターを増やし、顧客の集客ができます。

スタンプをカードではなくアプリで

元来スタンプカードを発行していた手間と費用がなくなります。

利用者としても、なくしたり、かさばったりするクーポンよりもアプリの方が使いやすいです。

利用者がお店にあるQRコードを読み込むだけで、スタンプの機能を果たせます。

期限や個数は当然設定できるので、用途に合わせてお使いください。

ポイント管理

来店ポイント、アプリ稼働時ポイント、友達紹介ポイント、商品購入ポイントの設定が可能です。

ポイントをつけることによって、顧客リピート率が上がります

電子カタログでリアルタイムに

PDFをアップロードするだけで、簡単に電子カタログが作成可能です。

紙でのカタログはコストがかかります。

また、利用者ももらったはいいけれどすぐ捨ててしまうことがあります。

とっておいたとしても、常に最新版とは限りません。

電子カタログならば、常に最新版のカタログを利用者が持ち歩いていることになります。

ユーザビリティが向上し、結果的に集客力が向上します。

プッシュ機能

いまだに告知はメルマガで行っていますか?メルマガの開封率は1%しかなく、効果的な宣伝とはいえません。

プッシュ機能はスマートフォンの画面に直接現れるので、その開封率は80%ほど。

ホーム画面で企業想起させられます。プッシュは対象を絞ることができるので、的確な相手にメッセージを届けられます。

・全体プッシュ

アプリユーザーすべてに通知を送ります。クーポンの配布に有効です。

・予約プッシュ

予約をされているお客様に通知を送れます。来店忘れを防止できます。

・自動プッシュ

定期間アプリに接続していないユーザーに送ります。企業想起に効果的です。

・セグメントプッシュ

セグメントとは購買行動において似通っている顧客層の集団のことです。アプリ上でのアンケート機能により、セグメントごとにプッシュ通知ができます。

・個別プッシュ

アンケート機能を利用して、集団ではなく個人にプッシュ通知を送ることが可能です。

・GPSプッシュ

指定の地域に、アプリユーザーが近づいたらプッシュ通知をします。効果的な企業想起が期待できます。

店舗のメリットデメリット

オリジナルアプリを利用することで、メリットがある反面デメリットもあります。

メリットとデメリットを見比べて、経営に合う方をとるのが一番です。

オリジナルアプリを利用するメリット

1. 予約の管理が楽になる

カレンダーなどの機能により、予約が楽になります。利用者も視覚的に確認でき、通知を自動で送付するように設定できるので、顧客管理に便利です。

2. 告知が楽になる

プッシュ機能が的確な相手に通知してくれるので、告知が楽に、より的確な相手に届けることができます。

3. 集客が効果的になる

来店回数や誕生日などに合わせてクーポンを送ることができる点。忘れたころに店舗想起をさせられる点から、リピーターの獲得につながります。

効果的な集客が可能になるのです。

4. カードやカタログの印刷代がかからない

これまでスタンプカードやカタログなどに印刷代がかかっていた店舗は多いでしょう。

今後、一切コストをかけることなくカタログやカード類を利用できます。

5. 利用者側と店舗側両方の利便性が高い

利用者としても、店舗としても、すべてWEBで完結するので利便性が高いです。

同じサービスでも予約の手間が変わるのであれば、利便性が高い方を利用者は選びます。

利便性という点でも競合との差別化を図れるのです。

オリジナルアプリを利用するデメリット

1. スマートフォンを使わない世代には集客ができない

スマートフォンを持っていない人には営業ができません。

2018年の時点で60歳以上の人でも20%はスマートフォンを利用し、普及率は年々上昇しています。

集客の機会を逃す人以上に、得られる集客量を期待できます。

2. アプリを消去されてしまってはい意味がない

アプリが基本的な管理をするので、利用者がアプリをアンイストールすると、通知は届かなくなってしまいます。

しかし、これはアプリの問題ではありません。オリジナルアプリの効果は店舗の魅力を最大限に引き出すためのものです。

魅力的な店舗の営業ツールとしてお使いください。

オリジナルアプリ導入の成功事例

アプリを導入することにより、ユーザーの利便性があがり顧客満足度をあげたり、リピートさせている事例をご紹介します。

1. スシローはアプリのリリースから、わずか一か月で10万ダウンロード

人気寿司チェーン店のスシローではアプリをインストールすることで、入店予約ができます。お持ち帰りの予約もアプリから可能です。

待ち時間を減らし、ユーザーのストレスを軽減。それに付随して店舗の空き時間を減らすことに成功しました。

2. 宅配ピザ界に革命を起こしたドミノピザ

以前までは宅配ピザは自宅やオフィスなど限定されていました。現在はGPS機能を使うことにより、どこからでも宅配ピザを利用できます。

ユーザーが近くの店舗を選ぶ必要もなく、GPSで自動的に一番近い店舗から届くようになりました。

3.ゲーム結果を反映。累計850万ダウンロードのラウンドワン

ラウンドワン公式アプリでは、ボーリングのレーンを予約する以外にも、スコア管理もしてくれます。

アプリの導入により、ユーザーがスコアをいちいち記録する必要はなくなりました。

ラウンドワンでの記録しか残らないため、競合に流れるのを防ぐ効果があります。

3. ジョイサウンドではスマートフォンがリモコン代わりに

従来ではカラオケでマイクやスピーカーの音量を調節するには、デンモクや本体を操作していました。

オリジナルアプリを使うことで、スマートフォンからも操作が可能に。

サービスの中にアプリそのものを取り込む仕組みで、ユーザーの利便性を上げました。

アフターフォロー

業者によってはツイッターと連携し、ツイッターの運営サポートも行っています。
SNSによる拡散によって、大きく売り上げが伸びることもあるので、おろそかにはできない分野です。

月額定額のオリジナルアプリの料金

オリジナルアプリの導入費用は4万円からとなっています。

オリジナルアプリの月額を払うことにより、スタンプカード代、ポイントカード代、カタログ印刷代は削られます。

そのうえ、集客、顧客管理、リピーターの増加に役立ち、売り上げに貢献するでしょう。

顧客側からも、従来の方式よりアプリによって利便性が向上します。

それらを踏まえると、費用の回収は十分できます

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【徹底比較】オリジナルアプリの外注と自作!特徴と作り方

店舗が効果的に運営していきたいなら、オリジナルアプリを導入するのはとても効果的です。

オリジナルアプリを導入しようとなった時、外注する方法と自作する方法があります。ではどちらを選ぶべきなのでしょうか。

本記事ではオリジナルアプリの自作と外注の違いにスポットを当て、メリットデメリット、特徴、作成の流れなどを解説していきます。

店舗オリジナルアプリをどうするか迷っている人は、是非参考にしてみてください。

オリジナルアプリを導入する意味

店舗はオリジナルアプリを導入することにより、運営がしやすくなります。今後のデジタル化社会では売り上げを伸ばしていくのにデジタル化は必須です。

だからといって、オリジナルアプリを導入したから、必ずしも売り上げがあがるとは限りません。商品力を最大限引き出すのがオリジナルアプリです。

オリジナルアプリのデメリット

作成コスト

オリジナルアプリを作成するには外注のコストがかかります。自分で作ればもちろん無料ですが、労力もある意味コストです。

オリジナルアプリを作成するコストの分のリターンを天秤にかけてから決めましょう

使いこなせない道具は意味がない

オリジナルアプリは店舗運営を潤滑にするための道具です。実態の商品力が悪ければリピートもなにもありません。

商品の力をかけ算的に伸ばすのがオリジナルアプリの役目です。

オリジナルアプリのメリット

顧客管理しやすく、集客に活かせる。だからリピート率アップ

オリジナルアプリは圧倒的に顧客管理がしやすいです。登録してもらえれば、リマインドなどをホーム画面に表示させることができます。

従来の広告と違うのは、一度来たお客様や興味のあるお客様に効果的にアプローチするところです。

カレンダー機能を生かせば店舗も予定調整が非常にしやすくなり、手動よりも管理の手間が省けます

紙媒体のカタログ、パンフレット、会員証、ポイントカードが減り、コスト削減

紙媒体のカタログ、パンフレット、会員証、ポイントカードが減り、コストの削減につながります。保管しておくスペースもいらないので、限られた場所を有効活用できます。

お客様としても肌身離さず持っているスマホに情報が入っているので、なくしたり忘れたりすることがありません。

自作オリジナルアプリの特徴

オリジナルアプリを導入する方法は二つ。自分で作る方法と外注する方法があります。それぞれメリットデメリットがありますので、よく吟味して決めましょう。今後の運営にもかかわってきますよ。

自作オリジナルアプリのデメリット

時間がかかる

オリジナルアプリを自作するには時間がかかります。プログラミング言語を覚えるのも、組み立てるのも非常に骨が折れる作業です。

ツールを使ったとしてもやはり時間がかかります。

不具合が起きた時もすべて自分で対処する必要があるので、労力というコストはかかります。

クオリティが保証できない

例えばあなたがちょっと詳しい人だとして、どこまでクオリティを上げられるでしょうか。プッシュ通知や顧客管理機能などを実装するのは非常に難易度が高い作業です。

しかし、オリジナルアプリを導入するからには、それなりの中身が無ければ意味がありません。ツールを使えば確かにいろいろと実装できますが、ツールにも限界があります。

あなたはオリジナルアプリを仕上げられる自信がありますか?

自分で維持しなければならない

OSなどは日々アップデートされています。新OSではアプリが動かなくなることはざらにあります。そのたびに更新し続けなければいけません。

永続的に続く維持に労力を割く必要がでてきます。

自作オリジナルアプリのメリット

費用が安い

自作アプリのメリットは費用の安さにつきます。自分で作る分、現金は必要ありません。プログラミングの勉強代やツール費は多少かかりますが、外注するよりもグッと安くはなります。

プログラミングやアプリ制作が趣味の場合は◎

これは少し特殊な場合ですが、中には趣味でプログラミングやアプリ制作をしている人もいるでしょう。趣味×本業の組み合わせは非常に楽しいことです。

制作のための勉強も趣味の範囲になるので、それは労力とはいいません。自分の趣味を本業に活かすには良い機会となるでしょう。

オリジナルアプリを外注するデメリット

費用がかかる

外注するには費用がいります。値段は月額三万円~です。紙で行っていた部分が削減でき、効果的な集客ができるとはいえ、費用の回収ができるかは分かりません。

店舗によっては赤字になる可能性もあります。

完成イメージを伝えきれないことがある

オリジナルアプリに関するプロとはいえ、作成者は店舗のことを隅から隅まで知っているわけではありません。完成イメージをうまく伝えきれないと、思っていたものと違う仕上がりになってしまいます。

トラブルを防ぐには、担当者とは入念に話をすり合わせておく必要があります。

オリジナルアプリを外注するメリット

時間を有効活用できる

時間は有限です。労働力はコストに直結する大事な部分です。

経済学にはストックとフローという概念があります。

ストックは価値を積み上げていくことにより利益を増す方法です。例えば商品をよりよく改善することで単価や顧客を増やすこと。労働力を商品改善に注ぎ、その商品が資産として稼ぐようになります。

良い口コミや顧客満足度(=リピート率)も一度生み出した価値が継続的に価値を生み出すので、ストックに分類されます。

フローは流れてしまう労働力を表します。その代表格はアルバイトです。アルバイトは時間を切り売りし、経験にもあまりなりません。かけた労働力をそのまま対価と交換していくのがフローです。

店舗を経営するのであれば、店舗の質を上げるのに専念してストックを増やし、専門外のことはプロに任せていくのが得策でしょう。

分業の恩恵にあずかることができる

分業は非常に効率の良い手法です。

店舗アプリをはじめて作る人が100時間かかったとして、二回目は80時間、三回目は70時間と徐々に作業効率が上がってきます。

外注業者は何十個、何百個も作っているプロ集団です。はじめて作る人に比べて非常に短時間で高クオリティのものを仕上げてきます。

店舗もそれと同様で、専門のことならば素人に任せる数倍の速さとクオリティで完成させているでしょう。その分多くの利益を生み出します。

時間と労力を分担することで人間社会は発展してきました。それは店舗アプリにとっても同様です。

素人には難しい機能を難なく実装してくれる

オリジナルアプリ業者にはアプリ作成ノウハウが凝縮しています。そのノウハウを生かして、難解な機能を要望に合わせて実装してくれます。

それにより効果的な集客機能をオリジナルアプリに持たせられるのです。

自作オリジナルアプリの制作手順

オリジナルアプリを自作するには二通りの手順があります。一つは自分でプログラミングしていく方法。もう一つはツールを使う方法です。

自分でプログラミング言語を習得する

自分でプログラミング言語を習得するには、本などで独学する方法とスクールに行く方法があります。

趣味で勉強する分には良いのではないでしょうか。解説書を片手にアプリを作ることになります。

ツールを使う

アプリが作れるツールはいくつかあります。大体の場合は安価な維持費で作れます。

ツールでオリジナルアプリを作成するのは、必要な機能が盛り込めるツールを選ぶところからスタートします。最初にアプリの完成図をとことん練る作業が必要です。

その後はテンプレート通りに作っていくのみです。

オリジナルアプリ外注の方法と手順

オリジナルアプリの外注はどのように利用していけばよいのでしょうか。外注をするには重要なポイントがいくつかあります。

外注業者を選ぶ

まずは外注業者を選ぶところからスタートします。業者によって得意なアプリは変わります。

外注業者の選定ミスはうどん専門店で蕎麦を頼むようなものです。自分のサービスを得意とする業者はどこなのか、意識して探すことが重要です。

外注業者とのやりとり

外注業者を選んだらまずは相談してみましょう。どのようなイメージなのか、予算なのかをすり合わせていきます。綿密に話し合い、話がまとまったらいよいよ発注です。

アフターサービスについては業者によって違うので、事前に確認しておきましょう。

自作が向いている人と外注が向いている人

自作が向いている人と外注が向いている人を総括すると下記のようになります。

自作が向いている人

・趣味でやれる

・すでに知識がある

自作にわざわざ労力を注ぐメリットは少ないです。趣味の延長でできる人や、すでに豊富な知識がある場合は別ですが、初心者がやるには少々ハードルが高いです。

自作で作ったからと言って、技術が伴わなければ完成イメージとはかけ離れたものができてしまいます。

基本的に制作自体を趣味として楽しめる人にのみおすすめします。

外注が向いている人

・時間対コストを重視したい人

・高クオリティを求める人

外注は費用がかかるぶん、高品質で時間を有効に活用できます。本業に専念した方が結果もついてきやすいです。

オリジナルアプリの作成に時間を当てるよりも、本業のクオリティを上げるほうが今後の経営としても伸びていきやすいでしょう。

オリジナルアプリ、自作と外注まとめ

月額定額のオリジナルアプリを導入することで、店舗の集客力をあげ、リピーターを増やすことができます。

利便性の向上により、顧客満足度の上昇も期待できます。

店舗側も顧客管理、集客、クーポンやカタログの配布などの手間を省くことが可能です。

オリジナルアプリを使用することによって、競合との差別化を図り、魅力的な店舗作りの補助となることでしょう。

自作と外注でそれぞれメリット、デメリットはあります。オリジナルアプリの質やかける時間は今後の店舗経営にもかかわってきます。

デジタル化が進んだ現在では、デジタル化に対応できるかできないかで差がついてしまうこともあります。オリジナルアプリは他の同業他社と差をつけるには良い道具です。

オリジナルアプリを使いこなして、店舗経営を順調に伸ばしていきましょう。

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